コーヒーの抽出方法6種類と味の違い 簡単で美味しい淹れ方は?

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こんにちは。現役カフェ店員・ひよっ子バリスタのぽんぬです。

皆さんはお家でコーヒーを飲みますか?

コーヒーショップやカフェ、あるいはスーパーなどでかって飲む方も多いですよね。
また、おうちで淹れて飲んでいる!という方もいるでしょう。
ペーパードリップが主流ですが、
美味しくないコーヒーができちゃうときありませんか?

実は、他にもにもいろんな淹れ方があるんです。
しかも、もっと手軽な抽出方法もあります。

「自分で淹れると味が安定しない…」
「淹れ方によって味って変わるの?どんな味なの?」

そんなふうに困っていませんか?

そう、私も「自分で淹れるとあんまり美味しくないなあ/難しいなあ…」って思ってました。
実は、そんな事ないんです!

なので今回は、
◎コーヒーの淹れ方の種類と淹れ方による味の違い
◎おうちでの簡単な抽出方法と選び方
 の2つをお伝えします。

お家で簡単に美味しいコーヒーを淹れたい!
淹れ方・味の違いや、自分にあった抽出方法がわからない!

そんな悩みをお持ちのあなたは必見です。

コーヒーの主な抽出方法6種類と味わい

では初めに、コーヒー豆の主な抽出方法を6つご紹介します。

ペーパードリップ

1つ目は、コーヒーといえば!なペーパードリップです。

これは透過式のドリップ方法の1つです。
ペーパードリップは、日本ではメジャーなコーヒーの淹れ方ですよね。
でも、こんなにもペーパードリップでコーヒーを淹れる文化が根づいている国って、実は日本くらいなのです!

味わいの特徴
ペーパーがコーヒーのオイルを吸着するため、比較的スッキリした味わいです。
ですが、淹れ方やドリッパーを変えて、好きな味わいに調節することも出来ます

フレンチプレス

フレンチプレス コーヒー 淹れ方 抽出方法

2つ目は、フレンチプレスです。
ドリップに次いで、よく用いられる方法ですよね。

フレンチプレスの抽出方法
フレンチプレスは浸漬式の抽出方法です。
コーヒーの粉とお湯をフレンチプレスの中に入れて、一定時間漬けておき、金属のフィルターで粉を押し下げて抽出します。
紅茶のイメージが強いこの淹れ方。実は、もともとコーヒー用に作られたものなんです。

味わいの特徴
金属のフィルターなので、コーヒーオイルまで楽しめますが、スッキリとした味わいです。
漬けすぎなければ成分が出過ぎることはないので、エグみも出にくいのが利点。

ネルドリップ

3つ目は、ネルドリップです。

ネルドリップの抽出方法
ネルドリップは透過式の抽出方法です。
ペーパーではなく布のフィルターにコーヒーの粉を入れて抽出する方法です。
使うごとに味が出てくるのも楽しいポイント!
ですが、使ったネルフィルターはお手入れが意外と大変なんです…。

味わいの特徴
ペーパーフィルターより目が粗いので、余す所なくコーヒーの成分を抽出できます。
また、お湯が抜けるスピードが遅いので、どっしりした味わいになるのが特徴。

サイフォン

サイフォン コーヒー 淹れ方 抽出方法

4つ目はサイフォン
まるで科学の実験器具のような、見た目も楽しい淹れ方です。

サイフォンの抽出方法
これは、浸漬式の抽出方法の一種。
下部の水の入ったフラスコを加熱し、水蒸気でコーヒーを抽出する方法です。
しかし専用の器具を買わなければ淹れられず、お手頃な価格とは言えないので、
おうちで淹れるのにはハードルが高いです。

味わいの特徴
コーヒーオイルも一緒に抽出されるのでまろやかに、
そして香り豊かな味わいになるのが特徴です。

マキネッタ

マキネッタ コーヒー 淹れ方 抽出方法

5つ目は、マキネッタです。

マキネッタの抽出方法
マキネッタは直火式という淹れ方で、
直火で加熱すると、間のコーヒーの粉が入ったフィルターを通った液体が上の部分に上がってきます。
そして、抽出の際に2気圧くらいの圧力をかけて抽出されるのも大きな特徴です。

また、マキネッタは日本ではメジャーではありませんが、
イタリアの家庭ではよく親しまれている淹れ方なのだとか。

味わいの特徴
圧力を掛けて抽出することで、ペーパードリップなどで抽出したものより濃い味わいのコーヒーになります。
しかし、エスプレッソよりは濃くありません。

エスプレッソマシン

エスプレッソマシン コーヒー 淹れ方 抽出方法

最後にご紹介するのは、エスプレッソマシンでの抽出です。

エスプレッソマシンの抽出方法
これは透過式の抽出方法で、
先程のマキネッタと同様に、圧力をかけて20秒ほどの短時間で抽出する方法です。
その圧力は、マキネッタよりさらに高い9気圧です

しかし、高い気圧を掛けて抽出するため、専用のエスプレッソマシンがないと出来ません。
しかも家庭用でも何万かはしますし、場所も取るので、手軽にコーヒーを淹れられるものではないでしょう。

味わいの特徴
エスプレッソマシンで淹れると、エスプレッソというとっても濃いコーヒーのエキスが抽出できます。
コーヒーのコクと苦味がダイレクトに味わえます。また、少しとろみがあるのも特徴。
そして、抽出したエスプレッソはそのまま飲まれるだけではなく、他の液体と割ったり加えたりして飲まれることが多いです。

スターバックスなどのシアトル系カフェのアレンジドリンクなどでも用いられていますよね。

抽出方法の選び方

さて、それぞれの淹れ方の違いがわかったと思いますが、
「結局いちばん簡単なのはどれ?」
「どうやって選べばいいの?」
と思う方もいると思います。

なので、あなたにぴったりなコーヒーの淹れ方はどれか、
そして、お家やカフェでどんなふうに選べばいいのかをいくつかお伝えします!

初心者はフレンチプレス一択!

まず、コーヒー初心者の方におすすめするのは、フレンチプレスです。

安定して美味しいコーヒーを家で飲みたい、簡単な淹れ方がいいあなたは、
絶対フレンチプレス一択です!!

なぜなら、フレンチプレスならコーヒーをお湯に一定時間つけるだけなので、
技術による味のブレが一番少ないですし、放置しておけるので簡単です。

好きな味に調節したいならペーパードリップ!

続いて、
「コーヒーをもっと深く楽しみたい」「自分で味を調節してみたい!」
そんなあなたはペーパードリップで抽出してみましょう!

ペーパードリップは、淹れ方や道具で味わいを変化させることができるのです。

また、一から器具を購入するとしても他の淹れ方より安価で済みますし、
なにより、コーヒーを自分の手で入れる奥深さがあります!

自分好みの味や道具で淹れ、段々と上達していくその過程がとっても楽しいはず!

おうちでラテを飲むならマキネッタもおすすめ!

そして、
「お家でドリップコーヒーだけでなくカフェラテも楽しみたい!」
「ドリップコーヒをミルクで割ると薄い…」

そんなあなたは、マキネッタもおすすめです!

なぜなら、マキネッタで淹れると普通のドリップコーヒーより濃いコーヒーを抽出できるので、
お家でお店に近いラテが作れます!

もちろんエスプレッソほど濃くはありませんが、
家庭で淹れるには十分な美味しさのラテになるはず!

まとめ

今回は、コーヒーの淹れ方の違いとおすすめの淹れ方をご紹介しました。

おうちやカフェでコーヒーが手軽に飲めるようになってきている今、
あなた好みの味のコーヒーを選べるようになって、もっとコーヒーが好きになってくれたら嬉しいです。

そして、少しでもコーヒーに興味が湧いたら、
ぜひ自分好みのコーヒーを自分の手で淹れてみてください!

では、すてきなコーヒーブレイクを。

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